2020年8月27日(木曜日)

Jconceptsタイヤテスト(2020/8/22)

次期コントロールタイヤ選定のため、先週の土曜日から、遅ればせながら、JConceptsのEllipseタイヤのテストを開始しました。Ellipseのシルバーコンパウンドタイヤは、ストックスコンバットが開催されれば、支給タイヤになる予定のタイヤです。

マニアリオフロードコースは、通常走行時はタイヤの縛りはありませんが、イベントの際は、コントロールタイヤ制を採用し、1種類か2種類の指定されたタイヤしか使用することができません。現状は、プロラインのエレクトロンMCが採用されていて、通常走行時も、大半の方が、エレクトロンMC前後で走行されています。プライムも使えますが、小径かつ硬すぎでグリップしないため、今はほぼ誰も使っていない状況です。

コントロールタイヤ制は、お客様や、イベントに参加される方の、迷う部分を出来るだけ排除し、結果的に、走行やイベント参加のコストの負担を少なくすることが目的となります。

コントロールタイヤ選定の条件は、グリップ力、コンディション変化への対応力、ライフの長さ、価格、安定供給、山ありでも走れるかどうか…を、総合的に判断して、検討します。最終的には、「そのタイヤを選定することが、走行される方のメリットになるかどうか」が最優先で、それ以外の要素は、出来るだけ無視するようにしています。(タイヤを販売して、儲かるとか儲からないとか、そういう話はあまり考えていないということ。手軽に、気持ちよく走行できるようにして、走行される方を増やすのが最優先

現状のエレクトロンMCでも、夏でも冬でも、スリックでも山ありでも、大半の部分で問題なく機能しています。(気温が0度を下回ると、あまりグリップしなくなりますが)
しかし、新しいタイヤが出てきた場合、より走行される方にメリットがあるものが無いか、テストするのも、コース運営側の重要な仕事だと考えています。

JConceptsのEllipseタイヤを、コントロールタイヤに追加するようになった場合は、現状、指定されている、プロラインのプライムMCタイヤを、コントロールタイヤから外してEllipseタイヤを追加(エレクトロンMCとどちらでも使用可能な状態)する予定にしています。その後は、しばらく様子を見て、使われないタイヤが出てきたら、指定から外す方向で検討しています。

あと、指定タイヤは、出来れば1種類じゃないと意味が無いと考えます。不可能なら、パターン違いで2種類(スリックみたいなやつと山ありとか)か、パターン指定(コンパウンド違いもOK)で。山あり2種類指定とかは、過渡期でないと、できればやりたくないです。あと、新しいタイヤを指定タイヤに追加する際も、いきなり前のタイヤを使えないようにすることはありません
指定タイヤにする場合は、指定タイヤを絶対にショップで切らせませんので、種類が増えると、在庫が大変なことになるんですよね。リヤとか、数百個単位で在庫してますので。

JConceptsのEllipseタイヤでややこしいのは、同じ外観で、コンパウンド違いが多数存在すること。アメリカでは、柔らかいクレイ用コンパウンドである「シルバーコンパウンド」以外はほとんど使われていないようで、マニアリでも本命はこれになると思いますが、とりあえず、硬いクレイ用コンパウンドである「ゴールドコンパウンド」と両方使える状態からスタートして、ゴールドを使うことのメリットがあるかどうかを確認した後に、どうするか判断したいと考えています。シルバーとゴールド以外のコンパウンドは、おそらく、マニアリでは使用するメリットが、おそらく無いと思います。

 

ということで、先週、とりあえず、Ellipseシルバーコンパウンドの4WD用タイヤを用意しました。

まず、タイヤを接着し、削ったじ際の感想です。
シルバーコンパウンドは、相当柔らかいです。エレクトロンMCはもちろん、スイッチクレイよりも、かなり柔らかい。ふにゃふにゃです。ヨレないか心配になるほどに。
そのせいもありますが、削るのがものすごく楽でした。おそらく、エレクトロンMCの半分の時間で削れると思います。パターンを無くすだけならあっという間。削りすぎてバーストするのが心配になるくらい。この辺りは、ユーザーの大きなメリットになりそうですね。仕上がりがケバケバになりますので、最後は600番くらいで表面を整えた方が良いかと思いました。

ゴールドコンパウンドは、プロラインのMCコンパウンドより、少し柔らかいかな?削った印象では、それほどザクザク削れる感じではありませんでしたが、パターンがシンプルだからか、エレクトロンMCの2/3くらいの時間で削れるような雰囲気ですかね。

続いてインナー。リヤは、プロラインのブルーインナーと比べると、まあまあ柔らかいです。スリックにする場合はもちろん無加工で。山ありで走らせる場合でも、コンパウンドが柔らかいこともあり、そのままでもイケそうな気がします。スリックのテストが一通り終わったら、山ありもテストしてみる予定です。
あと、事前にテストしている人の感想では、インナーがかなり長持ちするとの情報も。インナーがへたりにくいのであれば、それもユーザーの皆さんにとって、大きなメリットになりそうです。

2WDと4WDのフロントタイヤが、外見上、ほとんど見分けがつかないので要注意。4WDのフロントに、2WDのフロントタイヤを使用する等、セッティングのバリエーションとしても使えるかも。

 
8月22日(土)の夜に、Ellipseシルバーコンパウンドで走らせて来たのですが、比較対象が、インナーがへたったエレクトロンMCになってしまいますので、今回は、感想は割愛させていただきます。

その後、Ellipseのシルバーとゴールドのスリックタイヤを、一通り用意しました。このタイヤと、新品のエレクトロンMCで、スタッフやサポートドライバーにテストしてもらって、今後のタイヤチョイスの参考にしたいと考えています。

9月5日の週まではイベントがあるので、ちゃんとテストしようと思うと、どこかで、日曜日の日中走らせないとダメかなあ…


2020年8月20日(木曜日)

HB D418 現在の状況(2020/08/15)

 

 
ウイングはプロラインAXISのB6用付属ウイングをこの時は使用してました。練習用のボディはもちろんソウルレッド

 
モーターは、マッチモアV2 JM13.5T トルクスペックをそのまま使用。進角50度。ピニオン32Tです。ESCは、FLETA PRO V1だと思われます。モーターは温度センサーが付いているGスタイル、ESCはサンワに変えるかも。

 
バッテリー抑えのタブは、EXOTEKのYZ-2用のものを流用。ポストはキット標準。LCGバッテリー搭載に伴い、2mm程度のプラスチックの板を、瞬間でタブに張り付けてます。捻るだけでバッテリーが降ろせるので超便利。

 
フロントアームキャップはカーボンのまま。樹脂も試してみる予定ですが、個人的には、フロント周りは剛性が高い方が好みです。

 
AVID AV10011 Wire Gripper | 3 Wire | Carbonを使用。スマートにワイヤーをまとめることが可能です。ワイヤーは、14Gより12Gが良いと思います。

 
サーボのロープロ化に伴い、サーボとモーターの間にファンを入れられないか模索中。ちなみに、今のところ、破損は、バックラッシュの調整をミスってスパー舐めただけです。4WDにしてはかなり頑丈ですね。

 
8月15日のオフロードコース最終。上位6名は4WDです。翔矢は昼以降オンロードだったので、たぶんあとコンマ3は速いはず。清正超速かった。だけど、まだ負けられません…。
ラップタイムは、梅雨時期に比べると、コンマ3から5くらい遅くなってますので、夜で、13.5T4WDで17秒台後半、17.5T2WDで18秒台前半で、かなり速いタイムだと思います。晴れた日中だと、13.5T4WDで18秒台前半、17.5T2WDで18秒台中盤くらいかな?ワークスさんが来ても、夜で、4WD13.5Tで17秒台中盤、2WD17.5Tで17秒台後半くらいだと思います。たぶん。そうあって欲しい。


2020年8月17日(月曜日)

HB D418走行レポート(2020/8/15)

8月13日半日と、8月15日丸1日走行させてきました。妄想セットでは全く走れませんでしたが、いろいろ触ったり、他の方からアドバイスをいただいたりして、ようやく普通に走れるようにはなりました。

 
1日半走らせて、妄想セットからの変更点は以下の通り。

 
・前後ショックスプリング
バネは、HBのバネに戻しました。F60、R35からスタートして、結果として、F55、R40が、一番走らせやすかったです

 
・フロントショックのアーム側取付位置
外からスタートしたのですが、結局内に固定しました。外にすると、リバウンドを取っても、曲げにくかったです。
 

・前後ショックオイル
F60、R40では柔らかすぎるようでしたので、いろいろ試して、F75、R45で落ち着きました。ショックオイルはアクソンです。
 

・バッテリー&サーボ
超フロントヘビーを解消するため、バッテリーをRickSide DesignのLCGショーティ4400に変更し、サーボも、アルミケースのフルサイズサーボから、SRG-LSに変更しました。この2点の変更で、重量が50g軽くなります。この変更の効果は絶大で、明らかにハンドリングが素直になり、板バンク後のギャップゾーンの落ち着きが向上しましたね〜。Tシゲオ氏ありがとう。根本的な部分が変わったため、また一通り試す必要が出てきました…
 

・ギア比
一通り試した結果、32Tあたりがよさそうでした。進角は50度固定です。
 

・リアトーイン
3.5度は多すぎるような気がしたので、3度に変更しました。基本的に問題なし。
 

・リアアッパーアーム取付位置(ハブ側)
Tシゲオ氏のアドバイスで、ハブ側の取り付け位置を上外に変更して、今のところそのままです。また上内も試してみる予定です。
 

・リアアームキャップをプラスチックに変更
リアアームキャップを、カーボンからプラスチックに変更しました。リアのグリップが粘り強くなったような気がしますので、とりあえずしばらくはこのままで。ちなみに、アームは前後ともハードアームです。
 

・センターデフのデフオイル
センターデフのデフオイルを、10万番と30万番を試したのですが、個人的には30万番の方が好みでした。柔らかくすると曖昧になって、走らせ安くなる部分もあるのですが、前に出なくなるのと、ジャンプの飛距離が不安定になるのが気になりました。しばらくは30万番で行きたいと思います。
 

・ショックOリング
京商Xリングクリア&魁ホワイトで、今のところオイル漏れの問題はありませんスルスルです。ただ、柔らかいOリングを使用した際になる、走らせるとパッツン気味にはなりますので、定期的なエア抜きやオイル補給、入れ替えをおススメいたします。
 

 
一日走らせて、いろいろ触った後のセッティングシートです。夜ですが、ベスト17.7、普通に走れば17秒台が出るくらいまでの状態にはなりました。かなり良いと思います。安定感は高いので、もうちょっと曲げる方法を模索してみたいと思ってますよ。


2020年8月12日(水曜日)

HB D418走行レポート(2020/8/10)

ようやく8月10日にD418のシェイクダウンを行ってきました。

ちょっと触ったら普通には走るようになったのですが、ショックオイル&スプリング、スタビ等のセッティングアイテムのバリエーションが無く、とりあえず走らせたという雰囲気です。

4WDの走行は数年ぶり。真剣に走らせるのはたぶん5年ぶりとかくらいかな?スリックタイヤでの走行は初めてとなりました。

セッティングのポイントが2WDとは結構異なるので、また一通りテストして、マニアリでのスタンダードを確立していく予定です。

気になった部分を以下に…

 
・ショックOリングがシブい。
汎用 M3 Oリングの定番、京商のXリング透明に変えてみました。とりあえず、スルスルになりました。これでオイル漏れがなければ完璧だと思います。ちなみに、私はサポートドライバーではありませんので、問題があると考えたら、他社製品でもバンバン使っていく予定です。

 
・フロントスプリングが短い。
HB純正のショックスプリングでは、全長が短く、車高がきちんととれませんでした。リアは大丈夫そうですが、とりあえず、前後とも、アソシか京商のショックスプリングを使ってセットを進めて行く予定です。

 
・劇硬ショックオイルが必要?
フロントV2ショックタワーを使う場合、アーム側のショック取付位置を内側にすると、70番とか75番とかのショックオイルが必要になってくるようですね。とりあえず、アーム側外でセットを進めてみて、内の方がよさそうであれば、硬いショックオイルを試してみたいと思います。アクソンの80番まで用意しましたよ。

 
・センターデフ?スリッパー??
シェイクダウン時に両方試しましたが、とりあえず、マシンが安定するセンターデフでセットを進めて行きます。デフオイルは50万番だと硬すぎるようでしたので、30万番と10万番を用意して、試してみる予定です。

 
・バックラッシュの調整が難しい。
老眼で目視できないので、手のガタの感触で調整してましたが、スパー舐めました…。転がりに影響がない範囲で、キツメの方が無難かと思います。

 
・ブレーキのハイポイント
ESCで90%で設定して、違和感がない状態まで弱めていくと、プロポのハイポイントは50とかになってしまいました…。私だけ??
 

とりあえず、シェイクダウン後に行った妄想セットが以下の状態となります。この状態から、8月13日の走行をスタートする予定です。


2020年8月5日(水曜日)

アソシB6.2D走行レポート(2020/7/29&8/1)

7月29日(水)の仕事終了後と、8月1日(土)のイベント終了後にちょっと走らせました。両日とも短時間しか走行できなかったので、画像も取れませんでした。申し訳ありません。

 
ESCのSSLの設定が正しく行われておらず、ESCの設定を、初期設定のまま走行していた疑惑がありました。確かにCODE AUXが有効になっておらず送信機側でのESCの設定変更が反映されていませんでしたが、走らせてみた感じ、CODE AUXを有効にして、正しそうな設定を反映させても、大きな変化はありませんでした…。残念。ただ、ESC設定の変更は体感できるようになったので、今後、いろいろ試してみたいと思ってます。

 
モーターのローターに関してですが、とりおんV2φ14.0チタンシャフトや、GスタイルVer4 φ13.0スチールシャフト等の、トルク型の設定も試しましたが、現在のテクニカルのレイアウトでは、φ12.5等のローターに比較して、大きなメリットは感じられませんでした。逆に、ローターが太いと、ブレーキが、速度によってフィーリングが変化する感じがあり、ドライブが難しくなる印象ですかね。φ12.5等で十分。マニアリの17.5T 2WDでは、ローターを太くしても、メリットはほとんどないと思います。
 

・リアアーム側のダンパー取付位置を、ずっと内でやってましたが、現在は真ん中でテストしています。アーム側を真ん中にすると、作用点が変化しますので、オイル、バネとも、硬くなる方向になります。そのままだとリバウンドが減るので、ダンパー長を0.5mm伸ばしました。しばらくこの状態でバランスのいい組み合わせを探っていきたいと思っています。
 

・梅雨があけて、日中はスリックタイヤでの走行は厳しくなるかもしれません。エレクトロンMC山ありタイヤを使う場合は、付属のインナーを使用するのであれば、ゲタ全カット&2(ゲタの跡)-1(間)-2(ゲタの跡)-1(間)でφ4mmくらいの穴あけ加工を行うか、BM-T16等のスポンジインナーに入れ替えた方が、最初からグリップして、タイヤの減りも少なくなると思います。マニアリの場合は、山のハイトの高さは、インナーの硬度に比べると、あまりグリップ感に大きな影響が無い印象です。(3部山じゃないとダメとかは無い感じです)
 

次回の走行は、8月8日(土)の夜、イベントの合間に走らせることになりそうです。お盆の期間中も、何回か走らせに行きたいですね。
 


アソシB6.2D最新セットアップ(2020/08/1)

★前回からの変更点
・リアアーム側のショック取付位置をセンターに変更していろいろテスト
・EXOTEKのアルミクランクを入れました。動きがカッチリしてより動くようになりました。要セット変更。
・ショックオイル。前後30から32.5に。特にリアは30では柔らかすぎたようです。
・モーター&ギア比。マニアリの場合、細いローター(12.5くらい)で十分かも。
・いろいろな人からいろいろな意見を聞いて、いろいろ試しています。カチカチになった頭を柔らかくして…がんばります。

★最新セットアップシート(エディタブルPDF)
https://www.rcmx.net/modules/wordpress/B6.2_t2k_maniari_setup.pdf


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