2006年12月29日(金曜日)

?2007年度1月の予定?

カテゴリー: - T2K @ 21時13分29秒

 ?2007年度1月の予定?

【TOKYO AUTO SALON with NAPAC】1月12日(金)?14日(日)

毎年20万人以上もの来場者を集め、幕張メッセで開催される実車カスタムカーの祭典、「東京オートサロン」にて、ドリフトラジコンのデモ走行を行います。
場所は、中ホールを入ってすぐのメインストリート沿いにある、ヨコモブース内です。
是非起こし下さい。
公式HP→ http://www.e-autosalon.net/index.html

【ごきげん!ブランニュ】 ABC朝日放送系

1月16日(火)23:17?0:15放送予定 
公式HP→ http://www.asahi.co.jp/gokigen/
トミーズ雅さんと赤井英和さんが中心のバラエティ番組、「ごきげん!ブランニュ」に出演します。
「見せてもらいまショ-」というコーナーにて、VTRで妙技を披露した後、スタジオでもラジコンショーを行います。

【ペット大集合!ポチたま】テレビ東京系

1月19日(金)19:00?20:00 放送予定(1部地域を除く) 
公式HP→ http://www.tv-tokyo.co.jp/pochitama/
日本各地の動物の可愛らしさやユーモラスを描く動物バラエティ番組「ペット大集合!ポチたま」にて、犬とラジコンの対決を行います。様々な種類の犬達はラジコンにどのような反応を示すのでしょうか? お楽しみに!

【リバティランド・社長誕生日杯 with ヨコモ】 2007年1月21日(日)

2007年度の最初のレースは、「リバティランド・社長誕生日杯 with ヨコモ」です。今年は5クラス制になるそうです。以下は広坂が参加するエキスパートクラスの主なレギュレーションです。詳しくはリバティランドのHPをご覧下さい。

☆開催場所:リバティランドRCサーキット(インドア)

☆サーキット所在地:埼玉県所沢市大字南永井字窪野569-1

☆タイヤ:幅24mm以上のゴムタイヤのみ。リバティランドオリジナルグリップ剤(LIMITED GRIP)及びクリーナースプレーに限り使用可。他の薬品等は一切禁止。

☆モーター:カシメストックモーターは、使用不可。リバティランドで販売している定価4000円以下のメーカー品で、JMRCA公認の23Tリビルダブルストックモーターのみ。
公認モーターであっても、他の公認モーターの部品を混入してはならない。但しブラシは、他社製ブラシも使用可(ブラシの加工は禁止)。
ブラシスプリングとモーターリングの交換、コミュテーター進角等の改造も禁止。

☆バッテリー:定価8000円以下7.2VサブCタイプのバッテリーで(バラセルバッテリー使用可)、バッテリーには必ずコネクター(ヨーロピアン等)を使用の事。定価の明確でないものや、ラベルの貼っていないストレートパックバッテリーは使用不可。
また、バラセルバッテリーの場合は、各メーカーのオリジナルシュリンクであること、又はメーカーのラベル付きであること。
尚、バラセルバッテリーの場合は、各セル間の直接ハンダ付け(イリーガル)は禁止とする(ワイヤー又はシャンテで接続すればOK)。
マッチドバッテリーは使用不可。
但し、タミヤRC3300HV及びタミヤRC3600HVは、使用可とする(ストレートパックバッテリー及びバラセルバッテリーに組み替えてもよい)。

☆計測は、KO ARCシステムで行ないます。トランスポンダー本体のレンタルは、¥500にて貸し出しあり。

☆重量:【ツーリング】1510g以上

☆予選:3分間のベストラップ方式

☆決勝:8分間の周回レース

☆お問い合わせ:リバティランド TEL:042-946-3047まで 

リバティランドHP→ http://www.izu.to/liberty/


?2006年を振り返り、そして新たなる年に向けて?

カテゴリー: - T2K @ 21時09分37秒

?2006年を振り返り、そして新たなる年に向けて?       text:広坂正美

 皆さん、ごきげんいかがでしょう?今年は充実したRCライフを過ごせましたでしょうか?
最近はラジコンブームのようですね。映画にもよく出てくるし、テレビでの露出も増えている感じがします。
 今CMで流れている、日産の「OTTI」という新車と一緒に登場するのもラジコンカーですよね。実はこれ、HPIさんの協力によって、外国で撮影したんですよ(僕が走らせたわけではありませんが、CM制作会社にHPIさんを紹介した関係上知ってました)。
 東京の公園や道でもラジコンで遊んでいる人をしばしば見かけるようになりました。
他にはロボットがすごい!ロボットラジコンのお陰で「ラジコン」という言葉の認知度もかなり上がっているのではないでしょうか?

 広坂自身も今年はテレビに出演する機会が多かったです。7本ほど出ましたね。どれも本職のレースではなく、ラジコンの妙技を見せるものばかりでしたけど….。
昨年はテレビ東京系の「きもちぃ」という番組に出演、後になってその番組の総集編で、何とラジコンが1位に選ばれました。ツインドリフトや縦列駐車、連続風船割りなどが、みていて気持ちよかったそうです。
 そして今年の12月24日に放送された「ほんわかテレビ」(読売テレビ)においても、以前放送されたラジコンの妙技が上位にランキングされ、再放送されていました。これは綱渡りやマッチ着火、頭上風船割りなどを行なった時のものでした。
 また、「ラジコンしよう!」や「RC STYLE」というラジコン専門の番組が開設されたのも今年で、知名度は確実に上がっていると思います。

 さて、広坂にとって、今年最大の目標としていた「ツーリングカー世界選手権優勝」は、残念ながら達成出来ませんでした。「後一歩で勝てたのに….惜しかったね」、などと多くの方々が慰めて下さいましたが、毎回毎回惜しいところで優勝を逃してきているわけであって、自分としては「今までと同じことを繰り返したのかな?」という進歩のない自分への厳しい指摘と、「毎回優勝争いに加われるのはすごいな」という自分をほめる思いがあります。
 次回は2008年度となりますが、「今度こそは」という気持ちがあるので、あきらめずに再挑戦したいと思っております。
 そんな中で今年最後に行われ、最も注目を浴びたレース「JMRCA全日本選手権」で優勝出来たことは、大変嬉しいことでした。今年の世界戦で優勝したアンディ・ム-ア選手や、前回の覇者マーク・ライナート選手も来ていましたし、歴代の世界チャンピオンが総出場している中での優勝は、大きな励みと自信につながりました。

 来年はオフロードの世界選手権が日本で行われるので、自ずとオフロードに力が入ることでしょう。
各メーカーさんからも、専門誌からも、日本で行うオフロードレースということで、この機会にオフロードを盛り上げようという意気ごみを強く感じます。オフロードサーキットとオフロード関係のイベントがもっともっと増えてくれれば、勢い付くことは間違いないのですが…..。オフロードは本当に楽しいですから。

 そしてやはりドリフトですね。最近専門誌におけるドリフトの記事の量はハンパじゃないですね。RCワールドでは、2つ目のドリフトムックが発売されました。今月号のドリフト天国(実車のドリフト専門誌)には、何とヨコモの「ラジドリ天国Vol.2」が付録で付いているのです!しかも12ページのカラーです!。
 ヨコモが主催するドリフトミーティングも、参加費が2千円かかるにも関わらず、毎回定員をはるかに超える人数が集まって下さり、大成功だったのではないかと思います。今年から開催し始めた、大分にある実車サーキットのオートポリスや、岡山での開催も盛況で、ドリフトラジコンは、来年度もまだまだ勢いを増していきそうです。
 谷田部アリーナでは、ドリフト専用コースが全天候型に生まれ変わるので、雨が降っても楽しめる環境が整いますし、様々なところでドリフト専用コースが増えてきているのも、ラジドリファンの大きな支えとなることでしょう。

 2007年度、激動する世の中において、ラジコンというホビーは、どのような位置づけで、人々に認知されるのでしょう? 2007年はそんな目を持って活動したいと思っております。 

 最後に、全日本選手権で優勝した、「ヨコモツーリングカー MR-4TC・BDM」が、1月4日に発売される 「RC WORLD 2月号」(エイ出版社)の表紙を飾ります。

では、2007年度もRCファンにとって、素晴らしい年であることを祈ります。

2006年12月25日 チームヨコモ 広坂正美


本年度より、強力なスポンサーがついて下さいました。
サングラスのチューンナップ プロショップ 「オードビー」(eaudevie)さんです。レンズメーカーの大手「TALEX」さんと共に、ラジコン専用のグラスを作っていただいております。お陰様であらゆるシチュエーションに対応出来るまでに至っております。特に写真でかけている「トゥルービュー」という偏光レンズは、ラジコンレーサーのみならず、超おすすめのレンズです。目の悪い方には、度つきレンズも作れます。好きなフレームを選べるのが、チューンナップショップの魅力です。

詳しくはHPをご覧下さい。
オードビー:http://www.eaudevie.co.jp/
TALEX:http://www.talex.co.jp/(ショールームのラジコンサングラスに記事あり)


2006年 IFMAR ツーリングカー世界選手権の決勝スタート直前のスナップ。初のツーリングカー王者には、一歩届かなかった。写真提供:RCスポーツ様


2006年度JMRCAツーリングカー全日本選手権優勝により、51度目の全日本チャンピオンと同時に、20年間の全日本チャンピオン保持者となった。


2006年12月28日(木曜日)

【ヨコモチャレンジカップ東海大会(第5回てんちょー杯)】 2006年12月10日(日)

カテゴリー: - T2K @ 20時34分52秒

【ヨコモチャレンジカップ東海大会(第5回てんちょー杯)】 2006年12月10日(日)

 今年で10周年を迎えた、三重県鈴鹿市にある「ラジコンカーの店ミヤザキ」において、12月10日に開催された「ヨコモチャレンジカップ東海大会&第5回てんちょー杯」に参加しました。

 サーキットのオーナーは宮崎祥司さん。宮崎さんは実車業界ではとても有名な方です。すでに引退されましたが、TT?F1クラス(750ccバイク)の元全日本チャンピオンです。毎年鈴鹿サーキットで行われている、8時間耐久レースでは準優勝したこともあります。
そして引退後の新事業として開店されたのは、実車ではなく趣味であったラジコンカーだったのです。店名は、とても素直に名付けられた「ラジコンカーの店ミヤザキ」です。もちろんオンロードカーのサーキットが併設されています。
場所は鈴鹿サーキットのすぐ側にあり、実車のレースに参加した人達も、しばしばお店に顔を出してくれるそうです。先日は本家のフェラーリチームの方達が来店されたそうです。
 
 さて、ミヤザキさんのサーキットを訪れたのは5年ぶりのことでしたが、驚いたことが多々ありました。
まず、コースレイアウトが変わっていなかったこと。右半分が高速コーナー、左半分は低速コーナーを重視し、マシンの仕上がりがラップタイムに表れやすいなど、レイアウトには特にこだわりを持っておられた。
予選方式は1周のベストラップ方式を採用。しかも決められた時間の中で好きな時に何回でもタイムアタックできるのです。もちろんマイポンダーを採用していました。
また、毎週行っているナイトレースでは、優勝者はポラロイドで写真を撮ってもらえます。そしてその写真は、サーキットの周りに貼ってもらえるのです。前日に行われたナイトレースが第487回でしたので、壁には400枚以上の顔写真が…。とてもユニークな発想を持ったお店でした。

初心者にも親切に指導してくれる一方、特に上を目指すレーサーを応援してくれる宮崎さんでした。

レースの詳細は、ラジコンカーの店ミヤザキのHP→ http://www.geocities.jp/team_miyazaki/yoko06 をご覧下さい。


2006年12月27日(水曜日)

【ラジコンカーの店ミヤザキ ナイトレース 第487回大会】2006年12月9日(土)

カテゴリー: - T2K @ 19時51分12秒

【ラジコンカーの店ミヤザキ ナイトレース 第487回大会】2006年12月9日(土)

翌日に行われるヨコモカップの2日前の金曜の夜、我々ヨコモスタッフは現地入りしたのであります。「土曜日に1日練習すればええやろう」と甘い考えを持ちながらお店の扉を開ける。「どうも?!」と元気良く入店。宮崎店長が満面の笑顔で迎えてくれた。「久しぶりやな。」と握手で歓迎、外国っぽい感じ。
「宮崎さんの所は開店の時の10年前と、もう一回来て、これで3回目ですね?」と早速調子よく切り出すと、店長はちょっとムスっとして「何言うてんの、開店の時は海野君と浩君は来てくれたけど正美君は来なんだで?」。あれ?それは失敗、何で来なかったのだろう…?と落ち込んでいると、店長「そんなことより明日ナイトレースあるから出てや!」。そんなん聞いてませんけど……とここで言ったら店長切れるだろうな…..そこで広坂、「明日店早く開けてもらえますか?」とヤル気をアピール!

店長「俺が来た時がオープンの時間や」と開店時刻はファジーな一言。今晩は店長を早く寝かせないと……と夜の誘いもお断りし、土曜の朝から猛練習開始!やはり店長のラップタイムが速いの速いの。
「店の中にいればいいのに?」店長はお店をバイトに任せて練習練習。ついでに付き添いで来た若杉にも、メカニックで来た北川にまでマシンを提供!「レース出よっ!だって。」
「ぬぬっ、この店長、なんという余裕だ」。なんだかんだ驚くことが多い中、あっという間にナイトレースの時間が来てしまったのであります。
「この人めっちゃ要領いいな?テキパキと仕事もこなすし、上手く人も使うし、レースも楽しんでるし」とてもうらやましかったです。

店長「はい、それではナイトレース始めますね?、写真撮るんでボディー持って並んでください。スタートラインのとこね?、はい撮りますね。はい終わり?5分後にスタートします」
若杉「え???もう終わり?まだ自分のカメラで撮ってないっすよ?」
正美「5分後ってそんなすぐ始めるんですか?準備無理っすよ」
店長「持ち時間10分あるから好きな時に何回でも走って、その内1周のベストラップ取るから」
正美「なかなか要領ええやんけ。トラクションも禁止だしバッテリーは追い込み充電だけで1本あればいけるし」(と心の中で思う)。

正美「店長、トラクション塗らなかったら、グリップいまいちですね」と目標タイムがなかなか出ないのでいやみっぽく言い訳をすると、
店長「ほんまやな?タイム上がらんな?と自分で走らせて確認した」とその直後、何とコースにスプレーをシュシュッと撒いたのです。すると物凄いグリップが上がり、転倒しそうになったのです。
正美「ななっ、タイヤではなく、路面のグリップを上げるとは、ただ者ではないなこの人」
(注)スプレー散布は、不公平が出ないよう、レース前に撒かれました。

さあいよいよレース開始、何かめちゃくちゃテンションがあがるのです、ここ。 その一つの理由として、えらくハイテンションな音楽が流れるのです。弁当食べる時も思わず急いでしまう感じです。
しかも店長のラップタイムが速い!だから余計に焦ってしまいます。
店長「正美君、僕走るときアナウンスしといて。」
正美「しといてって、そんなん急に言われても….。」ところがやってみたら結構上手く出来て「まあまあいけてるかな?」なんて思ってしまうのです。若杉も、昭も、女性のお客さんも、み?んなアナウンス、させられてましたよ。すごいねここは。そして、
店長、参りました。TQは見事に作戦勝ちした?宮崎店長が獲得しました。広坂は何回走らせても追い抜けずに2位。決勝でもぶっちぎられそうな勢いだ。しか??し、ここで朗報ゲット!
店長「決勝は2回やります。1回目の結果で2回目は逆グリッドにします」
正美「チャーンス!」広坂はこのようなハンディ戦になると燃えるのだ!「後ろから出てぶつけずに避ければいいのね避ければね」。
そしていざ決勝レース、宮崎店長撃沈、広坂完勝! 店長ゴメンナサイ。勝ってしまいました。しかし店長の速さは異常でしたよ。逆グリッドしなけりゃよかったのに。
そうそう、今回は特別ゲスト来られてました!レーシングドライバーの松田次生さん、HPIの袴田美緒さん、スクエアの尾崎二郎さん。明日も盛り上げに来てくださるそうです。
お休みなさい、店長。僕はとっても疲れました。

レポートはラジコンカーの店ミヤザキのHPにてご覧頂けます。http://www.geocities.jp/team_miyazaki/1209.html


2006年12月26日(火曜日)

【Mt.Fuji Charity Ride 2006】2006年11月23日(祝)

カテゴリー: - T2K @ 21時48分41秒

富士スピードウェイにて、メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンさんの主催で行われた、Mt.Fuji Charity Ride に協賛しました。F1フェラーリーやルマン仕様のマシンなどのデモランを行うメインサーキットのパドックにて、ドリフトラジコンのデモ走行と無料体験走行会を行いました。


2006年12月25日(月曜日)

レポート【JMRCA1/10th電動ツーリングカー全日本選手権エキスパートクラス】

カテゴリー: - T2K @ 21時16分20秒

【JMRCA1/10th電動ツーリングカー全日本選手権エキスパートクラス】
2006年11月17日(金)?19日(日)


上位3名 広坂(中央)、原篤志 選手(左)、足立伸之介 選手(右)

2006年度のツーリングカー全日本選手権の舞台は、数々の名レースが繰り広げられてきた「谷田部アリーナ インドアオンロードコース」で行われました。全国の予選を勝ち抜いてきた選手と、JMRCAが参加を認めた海外選手の、計86名で行われました。
世界初の4セル5分レースという新しいルールを採用したことと、今年のメインイベントであること、歴代の世界チャンピオンが全員参戦してきたことなどもあり、谷田部アリーナの観客席は超満員でした。
昨年度は善戦したものの、今一歩のところで優勝を逃しているため、今年は何とか巻き返したいとの強い気持ちを持っていたため、チーム全体の雰囲気は常に気の引き締まった状態でしたが、レースの最中にも関わらずゲーム大会をして、時には笑える雰囲気作りをしてくれるメンバーもいたりと、余裕を持たせてもらえる場面もあり、常にリラックスしながら参戦することが出来ました。

特に予選で3番グリッドに残った、若干13歳の松倉直人君の成長ぶりには、本当に驚きました。更に木村心哉君、横山武君、ビリーイーストン君も決勝に進出してくれ、昨年の2台しか残れなかった時と比べると、とても心強い状態で決勝に望めました。

決勝では予想通り、原篤志選手とのバトルから始まりました。1回目で0.8秒差で競り勝ち、これで一気に流れはヨコモサイドに来ました。2回目では、前半で原選手が後退したため、ほぼ優勝を手に入れた状態で5分のコールまで走り続け、5分のコールで優勝かと思いきや、コールの際、何とゴールラインを超えていたのです。しかも2台が。すなわちもう一周走ってゴールラインを通過しなければなりません。その2台目が松倉直人君でした。バッテリーは、5分ぎりぎりの設定で走っているため、もう一周走るとなると、スピードがかなりダウンします。2台の最終ラップは、人間が足で走った方が速いくらいにまでスピードが落ちました。そして最終コーナーの手前でトップに立った松倉君がトップゴールしたのです。
観衆からは大きな歓声が上がり、本人も大喜びでした。

これで俄然レースの展開が面白くなったわけですが、優勝の可能性はトップフィニッシュを決めている広坂、松倉に加え、原選手にも出てきたわけです。

3回目の勝負のスタート前、それは昨年の全日本を思い出させるかのような光景でした。原選手との勝負、そして雨。そうなのです、何と雨がコース上に2?3ヶ所したたり落ちてきていたのです。松倉君は2回も3回も僕に「雨が落ちているコーナーに気をつけてください!」、とそのポイントを教えてくれていたのだが…。

運命のスタート直後、松倉選手が後退し、すぐさま広坂、原の一騎打ちとなる。「原君との5分は長いな?」と思った瞬間マシンが大きくラインを外す。雨でタイヤが滑ったのです。「まずい!」と原選手のマシンを視界に入れると、彼のマシンも同じようにラインを外した。それは松倉君に警告されていたコーナーだった。2台のマシンが同じように滑る中、原選手との間隔はほぼ一定のままで周回を重ねた。
そこで脳裏を駆け巡ったのは「5分でゴールラインを超えるのか超えないのか?」ということ。メカニックの海野氏は真下にいる、聞けばその場で返答が得られることはわかっていたのだが、どうしても声を出すことが出来なかった。何と聞けばいいのかが瞬時に出てこなかったのです。
聞きたかった理由は、ラインを超えないのであれば更にペースを上げられ、超えるのであればペースをキープしなければならなかったためでした。幸いにも路面状況が悪かったために、ペースが遅いとの推測のもと、ペースを上げる、原選手は最後の追い上げを開始するが、1秒のアドバンテージを保ったまま、ゴールラインの手前で5分のコール!トップでチェッカーを切ることが出来た。

お陰さまで、予選、決勝共に1位となり、全日本選手権優勝連続記録を20年にすることが出来ました。


チームヨコモの関係者。お疲れ様でした。ありがとうございました。そしておめでとうございます!

【予選結果】
1位 広坂正美 20L.5.14.352 / ヨコモ
2位 原篤志 20L.5.18.361 / HB
3位 松倉直人 20L.5.19.533 / ヨコモ
4位 足立伸之介 19L.5.02.432 / 京商
5位 松崎隼人 19L.5.02.789 / HB
6位 木村心哉 19L.5.03.318 / ヨコモ
7位 横山武 19L.5.03.863 / ヨコモ
8位 吉岡大輔 19L.5.04.284 / HB
9位 小柳津将之 19L.5.04.564 / HB
10位 ビリーイーストン 19L.5.04.702 / ヨコモ

【決勝結果】
1位 広坂正美 10/9/10 (BEST 2 Round 20p)
2位 原篤志 9/8/9(18p)
3位 足立伸之介 6/7/8(15p)
4位 松崎隼人 8/3/7(15p)
5位 松倉直人 4/10/2(14p)
6位 木村心哉 7/6/1(13p)
7位 小柳津将之 2/5/5(10p)
8位 横山武 3/4/6(10p)
9位 吉岡大輔 5/1/4(9p)
10位 ビリーイーストン 1/2/3(5p)


広坂正美仕様 ヨコモ BDM


松倉直人仕様 ヨコモ BDM


木村心哉仕様 ヨコモ SD


横山武仕様 ヨコモ BDM


ビリーイーストン仕様 ヨコモ BDM


2006年12月22日(金曜日)

レポート【第136回 谷田部アリーナラウンドレース】 2006年11月5日(日)

カテゴリー: - T2K @ 22時17分32秒

【第136回 谷田部アリーナラウンドレース】 2006年11月5日(日)

本年度のツーリングカー全日本選手権開催の2週間前に、谷田部アリーナの月例「ラウンドレース」に参加しました。ラウンドレースに出るのは数年ぶりのこと、選手権が同会場で行われるため、練習には絶好のタイミング、他にも選手権に参加する多くのドライバーが出場していました。

チームヨコモからは、広坂正美、横山武、木村心哉、鈴木昭、松倉直人、玉手大介の6名が参加し、予想以上の好結果を残すことが出来ました。
すぐに開催される本戦に向け、勢いがつくことでしょう。

【予選結果】
1位 広坂正美 20L 5.03.538
2位 松崎隼人 20L 5.10.238
3位 松倉直人 20L 5.11.168
4位 鈴木昭 20L 5.11.366
5位 上林博 20L 5.15.647
6位 横山武 20L 5.17.335
7位 木村心哉 19L 4.55.944
8位 中村修 19L 5.01.558
9位 原篤志 19L 5.02.530
10位 大久保行朗 19L 5.04.293

【決勝結果】
1位 広坂正美 20L 5.05.042 / ヨコモ
2位 松倉直人 20L.5.06.917 / ヨコモ
3位 木村心哉 20L.5.14.578 / ヨコモ
4位 松崎隼人 20L.5.17.212 / HB
5位 鈴木昭 19L.5.04.276 / ヨコモ
6位 横山武 19L5.05.342 / ヨコモ
7位 中村修 19L5.05.931 / HB
8位 原篤志 19L 5.09.383 / HB
9位 上林博 19L 5.12.866 / アレックス
10位 大久保行朗 18L 5.01.866 / アレックス


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広坂正美選手
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