安さにつられて購入してみました。

特筆すべきは４ベベルのオイル封入型ギアデフが前後についていることですね。今時のシャーシではOPですが、ギアデフだけでも本体価格を超えそうです。

フロントユニバーサル、ターンバックル、６角ビス、強化サーボセイバー、ステアリングまでベアリングが入っているなど従来のローエンドマシンで不満があった部分があまりないです。


またリポ、バラセル、パックバッテリー対応のホルダーや左右反転対応のベルトなど様々なエクイップに対応できます。

FRPのシャーシの強度はまずますいい感じです。
樹脂もかなり固くてバルクヘッドやアームの強度もまずますです。
樹脂だと見た目強度が不安そうななところもアルミポストやアッパーデッキやダンパーステー、センターシャフトまで構造体になる設計なのでなかなか強そうです。
樹脂ダンパーでもCVAダンパーよりはずっと本格的な作りなので十分使えそうです。

これで実売7000円台は驚きです。
ちょっと脆そうな一番後ろのサスブロックと６角ハブ程度のOPがあれば10.5Tぐらいまでは十分楽しめそうです。


難点としては

整備性は若干悪そうです。
NiMHの6セル対応の分、シャーシの幅が広く一世代古い感じです。
重心もリアよりです。


とはいえ、価格高騰でとても手が出なかったハイエンドツーリングの走りをTT-01なみの値段で楽しめそうというのは、低迷しているツーリング人気にとっては朗報かもしれません。