押しﾀﾞﾝﾊﾟｰでは起らなかった事なんですが
引きﾀﾞﾝﾊﾟｰにしてからｼｬﾌﾄｽﾄﾛｰｸに対してｵｲﾙ量がｷﾞﾘｷﾞﾘな為か走行後どうしてもｴｱｰが入ってしまっている。
ｴｱｰが入らない良い方法無いでしょうか？

引きﾀﾞﾝﾊﾟｰですが大気開放式にはしてません。
組み方ですが
?ｼｬﾌﾄを一番さげた状態でｵｲﾙを入れｴｱｰを抜く
?100%引きにする(ｼｬﾌﾄを頂点にする)
?ｼｬﾌﾄはその状態でﾀﾞｲﾔﾌﾗﾑを載せる
?ｼｬﾌﾄ状態を保ちﾀﾞｲﾔﾌﾗﾑを軽く指で押さえる。(密封目的)
?ｼｬﾌﾄ状態を保ちｷｬｯﾌﾟをする
です。

ﾀﾞﾝﾊﾟｰ全長は61.3mmで合わしています。
ﾀﾞﾝﾊﾟｰはTRFﾀﾞﾝﾊﾟｰです。

もう一つ聞きたい事は100%引きにしているが、戻りが8mm残りに
どうしてもなると言う事です。
100%戻らないのは正解なんでしょうか？
組み方に裏作業有りでしょうか。

宜しく願います。

まずはダンパーが正しく組めているかですね。
取説通りではダメです。
Oリングとロッドガイドを組む前に、ピストンとショックシャフトをシリンダーに入れてから組みます。
これはOリングのセンターを出すためです。
引きダンパーの組み方はそれでOKです。
ですが100%は戻りません。
これはエア室が完全密閉されていないからです。
シムやグリスを組んで密閉度を上げれば引く量も増えますが、今度はオイル室が負圧に負けてエアが噛み込む可能性があります。
こちらもOリングにシムを加えれば密閉度は上がりますが、フリクションが増えるので作動のスムーズさがスポイルされます。
個人的にはあまり拘らなくてもいいかと思います。
引きダンパーはメンテサイクルが短いので好きではないです。

funtoRC殿いつもお世話になります。

ｴｱ室側はﾀﾞﾝﾊﾟｰｷｬｯﾌﾟと勘合する名前不明のV9の面にAWｸﾞﾘｽを塗布してます。
ｵｲﾙ側はOﾘﾝｸﾞにｸﾞﾘｽを塗布してｽﾍﾟｰｻｰを入れてからｼｬﾌﾄを通してｷｬｯﾌﾟしてました。
指摘通りにｵｲﾙ側は組立してみます。

余りｸﾞﾘｽ塗らない方がよさそうですね。
どうしてもｵｲﾙ漏れしてしまうんでｸﾞﾘｽ塗布してました。
funtoRC様は何か対応しているのですか？

ﾒﾝﾃなんですが、ｵｲﾙ漏れやｴｱｰが噛んでいるので家に帰ってから
ｵｲﾙを足すなどをして対処してます。面倒ですね＞＜。

私はTCXなのでダンパーが違います。
ですがこのダンパーは結構厄介な代物です。
TCX及びサイクロン系のダンパーはTRFダンパーとの互換性が高いです。
シリンダー、シャフト、ピストン、キャップ、ダイヤフラムなどが流用可能です。
で、このシリンダーが厄介な代物なんです。
TRFダンパーと比べるとOリングが入る部分の寸法が若干甘めになっています。
つまり、Oリングのフリクションは減っている分、オイル漏れしやすくなっています。
純正Oリングなら問題ありませんが、差動のスムーズさを求めて社外Oリングをそのまま使うと、確実に下側からエアが噛みます。
対策として、私は3ミリのシムを入れてOリングを若干圧迫することで対処しています。
そんなダンパーなので、オイル漏れは激しいです。
サーキット1日走ったら、キャップを開けてオイルを継ぎ足しています。
これは必須メンテです。
これを怠るとダンピングが不足して安定した走りが出来なくなります。
そんなダンパーなので、パッツン仕様とか引きダンパーにはしていません。
ただでさえメンテサイクルが短いのに、そんな組み方をしてはさらにメンテサイクルが短くなります。
一定の効きを維持するには、2パックごとのメンテが必要になるでしょう。
だから私はある程度一定した効きが保てる大気開放ダンパー仕様にしています。
オイル漏れ対策のダンパーグリス等は使っていません。
ほとんど効果がないので。
そんな事をするより、小まめなメンテが大事です。
サイクロン系はそんなダンパーです。
でもいい面もあります。
TRFダンパー用のチタンコートシャフトを2年ほど使っていますが、チタンコートは一切剥げていません。
TRFダンパーだと剥げるんですよね。

了解しました。
他の方も同様に苦労しているみたいですね。
回答有難う御座いました。