2018年1月22日(月曜日)

エレクトロン付属のモールドインナーが変ってますよね…

カテゴリー: - T2K @ 19時29分34秒

マニアリコントロールタイヤのエレクトロンMCリヤタイヤ

京商 612244MC PL Electron 2.2” 1/10バギーリヤタイヤ 【MC/CCインナー付】

ですが、2017年の秋ごろの出荷分から、付属インナーの形状が変っています。

写真左のインナーが新しいもの、右のインナーが古いものです。ゲタの大きさと間隔が異なります。
比較すると、新しいインナーの方が硬くなります。パンパンです。
新品をなにもせずに組んでしまうと、気温の低いマニアリではまともに走れません…。

 
 

そこで、インナーを加工して、少し柔らかくしてみましょう。ベルトに穴をあける器具を用意します。

京商 AKA44007 AKA タイヤパンチ (2/2.5/3/3.5/4/4.5mm)

京商から、こういうものも発売されていますね。

 
 
一番大きい4.5mmにセットして、ゲタ1個につき、2個の穴を開けていきます。
インナーを裏返して作業した方が、やりやすいと思いますよ。

 
 
筒状の残留物を取り除き、インナーを表に返すと、こんな感じです。

 
 
少しモミモミして、馴染ませます。

 
 
ホイールの穴も、5mm程度に広げた方が良いかも。
ヨコモのホイールで、左が標準の穴径で、右が広げたものです。ボディリーマーで広げてます。

 
 
そして、いつも通り接着すれば完成です。
張りはそんなに変わらないような気がしないでもないですが、インナーが変形した時の逃げが増えるため、押した時の反発力は、比較にならないほど弱くなります。
新品のタイヤ&無加工インナーではマキマキでまともに走れず、途方にくれたのですが、穴を開けたインナーに交換したところ、まともに走らせることが出来るようになりました。

 
 
ただ、無加工のインナーに比べると、インナーがヘタるのがかなり早くなると思います。
タイヤやインナーの慣らしをする時間が十分にあるなら、無加工のインナーで組んだ方が良いかもしれません。
もう少し気温が上がってくれば、無加工のインナーでも走れるようになるかもしれませんが、とりあえず、マシンを安定させたい場合は、インナー加工をおススメいたします。


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